企業・事業所の方

ユニバーサル就労は、働きたくても働きづらさをかかえた「全ての市民」が仕事に就き、「生きがい、働きがい」を感じられる社会をつくる取り組みです。富士市は全国で初めて「ユニバーサル就労の推進に関する条例」を制定し、平成29年4月に施行しました。同月、「富士市ユニバーサル就労支援センター」(以下「支援センター」という)を開設し、就労支援員が企業と就労希望者双方の状況に合ったマッチングを行い、就労に向けたオーダーメイドの支援を行っています。

ユニバーサル就労には企業の協力が不可欠です。
これまで働きづらさをかかえていた方々に、活躍の場を提供していただけますようご協力をお願いします。

「支援センター」では、企業の業務を切り出して新たな仕事を作り出すことや、就職希望者の配慮事項などもサポートします。

協力企業になると・・・

  • 人材の有効活用
  • 人材不足の改善
  • 社会貢献
  • 職場の雰囲気が良くなる

ユニバーサル就労は、企業の業務に直接的な期待ができるほか、社会貢献の意味をもちます。富士市では協力企業を「富士市ユニバーサル就労推進事業認定協力企業」として認定し、市民に公開します。

働く意欲のあるすべての人が仕事に就いて社会参画を実現できる。そうなれば富士市は、支援対象者やその周辺の人たちだけでなく、市民の誰もが今以上に住みよいまちとなるに違いありません。

就労希望者受け入れの流れ

ユニバーサル就労協力企業の開拓は、ユニバーサル就労支援センターが担っています。ユニバーサル就労に関心をお持ちいただいた企業には、趣旨説明から就職、就職後の継続まで担当の就労支援員がつきます。
また企業説明会を定期的に開催しています。詳しくはお問い合わせください。

お問い合わせ
or
企業説明会
協力企業登録
業務の切り出し
三者面談
職場体験・
就労体験 等
(状況に応じて)
雇用契約

雇用までの段階的なしくみ

業務の切り出しとは

マッチングに向けて、協力企業には既存の業務を仕事ごとに切り分けをお願いしています。
業務の切り出しについては就労支援員がサポートいたします。

受入企業の事例

利用者 20代男性
働きづらさ コミュニケーションが苦手
業種 製造業
支援 セミナー等→職場見学→就労体験→コミューター→雇用(パート)→(フルタイム)
利用者 20代女性
働きづらさ 自閉症
業種 製造業
支援 職場見学→就労体験→コミューター→雇用(パート)
利用者 50代男性
働きづらさ 就労ブランク(10年)
業種 製造業
支援 セミナー等→職場見学→就労体験→コミューター→雇用(フルタイム:正社員)
利用者 70代女性
働きづらさ 高齢(65歳以上)
業種 介護補助
支援 就労体験→雇用(パート)